(写真1:抗仏戦争終結直後の士官) 軍服の制度的統一は、1958年11月9日に国防省が士官・下士官・兵に支給する軍服の新基準(国防省議定)が最初でした。この時に制定された制服はK58、すなわち、58式と呼ばれました。制服は50年代に入ると少しずつそのデザインが出来上がってくるわけですが、戦争中の混乱によって公式に全軍規模で共通に足並みを揃えることが難しかったようです。しかし、抗仏戦争の終結が間近になると援助物資と自力生産の両方がある程度整ってきたことも事実であり、実は53年に軍服支給規定が公布されていたほどでした。したがって、54年のハノイ市返還式典などでは主力部隊の制服は見違えるほど統一されたものでした。こうした状態を全国レベルで普及させようとしたのが58年の国防省議定だったといえるでしょう。
(写真2:抗仏戦争終結直後の人民軍兵士と仏軍兵)
(Hai ảnh trên đều sưu tầm từ trên mạng ttvnol.com)
ベトナム人民軍 軍服規定 その1– Chế độ quân trang (1)
08/11/2008 by Pẹt
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